人工透析内科

Dialysis

人工透析内科

Dialysis

当院ではオンラインHDF透析、HD透析、LDLアフェレーシスなど様々な治療法をまた複数の種類のダイアライザーを採用しており、患者様各々にあった透析を行っています。
また、下肢の血流が低下した方には積層型ダイアライザーを選択し、レオカーナやLDLアフェレーシスを透析前に2時間施行して下肢の血流を促すような治療を積極的に取り入れています。

2020年から当院透析液は電解水素水を使用しています。
患者様からは「透析後の倦怠感がなくなった。」「体の痒みが軽減した。」との声をいただいております。

患者様へ心の通う優しい医療を提供します。

透析監視装置

現代透析治療には患者さま個々に合わせた、モニタリングを活用した至適透析が求められています。

当施設でも透析液供給装置と透析監視装置の見直しを行い、令和4年12月には当施設の全台を新機種(NIKKISO社)へと移行しました。これにより透析治療中の透析効率や循環動態などを、リアルタイムかつ非侵襲的にモニタリングすることが可能となり、得られたモニタリングデータから除水速度や血流量・透析液流量のコントロールに活かすことで、患者さま個々へ快適な治療を提供できるようになりました。

また治療モードのOHDF(オンライン血液濾過透析)により、従来のHD(血液透析)で除去困難な分子量の大きな物質も除去可能であり、透析アミロイド症などの透析合併症・かゆみ・透析中のイライラ・疲労感・透析中の血圧低下・貧血などの改善効果があり、従来型のオフラインHDFよりも大量の透析液置換ができ、その効果も大きく、積極的に導入しています。

電解水透析

当クリニックでは全患者様を対象に、様々な効能を持つ"水素水"を透析液に使用した「電解水透析」治療を行っています。 電解水透析は、従来の透析治療とは全く異なる新しい透析療法で全国的にも実施してる施設は大変少なく希少です。

実際に患者様からも、かゆみや透析後の疲労感が減少したとのご感想を多くいただいており、電解水透析の効果を検証する学会発表も当院では積極的に行っています。

電解水透析学会での報告では、通常透析に比べて総死亡と心血管合併症の発症リスクを41%下げることができたとの報告(左記のグラフ参照)もございます。

運動療法

透析患者様は高齢化や治療の長期化によりサルコペニア(筋力低下)、フレイル(虚弱化)のリスクが高いと言われています。

当クリニックでは外部の理学療法士と連携し、指導を受けたスタッフが各々の運動能力に合わせてゴム運動・ボール運動・自転車運動を提供することで、患者様からの「身体が動かしやすくなった」などの喜びの声を頂くとともに、半年ごとの運動効果の評価では筋力維持が確認されています。
またフレイルの多い高齢な透析患者様における運動療法の効果を積極的に学会等で報告しています。

栄養指導

運動療法に必要なエネルギーとたんぱく質が不足しないよう、適切な食事療法が実行されているか血液検査や食事摂取、食事内容などで評価しています。
必要に応じて管理栄養士がベッドサイドで食事指導を行っております。
また、生活習慣病(糖尿病、高血圧、高脂血症)の治療のために、管理栄養士による栄養指導も受けていただくことも可能です。

バスキュラーアクセスエコー検査

バスキュラーアクセスとは血液透析を行うために必要な血液の出入り口であり、透析患者様にとって必要不可欠なものです。
当クリニックではエコー検査にて患者様のバスキュラーアクセスのトラブルを早期発見し、患者様自身の負担を軽減します。
また、バスキュラーアクセスを良好に保つことによって透析の効率も確保でき、患者様のADL(日常生活動作)の向上に繋がります。

シャントトラブル

シャント狭窄などのトラブル時には早期に発見し、血管拡張(PTA)を施行しています。定期的なフォローを行い、シャント閉塞などの手術対応が必要な場合は当院又は連携病院と連絡をとり、早期対応を行っています。

フットケア

透析を受ける患者様は糖尿病、動脈硬化を患っている方が多く、血管の流れが悪くなっています。特に足は体の末梢であり血管が細くなるため血流が悪くなり、足の冷えや痛み、足に傷ができると治す力がないため潰瘍になり、全身に影響を及ぼすことがあります。

当院では透析患者様に対し「患者様の足を守る」をモットーに、フットチームを組み、取り組んでいます。

毎月1回の定期観察を行い、患者様の足の状態の変化、訴えを聞くことで問題の早期発見に努めています。

年2回のABI検査を行い、下肢血流が低下している場合、専門の連携病院に紹介し、早期治療を行える環境を整えています。

日々のフットケアでは創傷処置、胼胝(タコ)や陥入爪処置を行っています。いちばん大切なのは患者様自身に自分の足への関心を持っていただくことです。そのために私達は、患者様に寄り添いながら一緒に考えていくフットケアを行っています。

外来透析室と入院病棟

2階は外来透析90床、3階は外来透析+入院透析63床、入院病棟14床あります。

通院している患者様だけでなく、4階の介護付き有料老人ホーム『三つ山晴風苑』に入居されている患者様や、3階に併設されている入院病棟に入院されている患者様も透析を行っております。
スタッフは透析看護に長く携わっている看護師が明るく元気に働いています。

夜間透析

これまで就労時間と人工透析治療の兼ね合いで悩んでいた方や、遅い透析時間を希望される患者さまにもご利用いただくため、当クリニックでは月曜・水曜・金曜に夜間透析を行っています。

受付時間は17時00分~18時30分、 透析時間は23時00分まで対応しております。


診療時間
17:00~23:00

送迎

患者様の各居住地まで無料送迎バスにてお迎えにあがります。円滑に送迎を行うため9台の送迎バスを運用しており、当クリニックまで安心して来院していただくために助手席リフト付き車両や車椅子対応車両をご用意し、また患者様の乗降介助をさせていただいております。

患者様に気持ちよく利用していただけるように安全運転、法律遵守を心がけています。 

送迎エリア

Service Area

送迎エリアはあくまで目安です。ご希望の方は直接ご相談くださいませ。

診療時間

Hours

人工透析内科
8:00~18:00
17:00~23:00

早朝開始(8:00頃開始)コース、午後開始(13:00頃開始)コースも選択出来ます。
また、患者さんのご都合により透析日の変更や透析時刻の変更も可能です。
旅行等でのゲスト透析も随時受け付けております。

医療法人社団 優仁会

Medical Corporation YUJINKAI

〒432-8036

静岡県浜松市中央区東伊場2-14-39


適格請求書登録番号:T3080405003182

さなるサンクリニック

人工透析診療 / 一般外来診療(内科・腎臓内科)

TEL. 053-457-3221
FAX. 053-457-3227

三つ山晴風苑

介護付有料老人ホーム(さなるサンクリニック併設)

TEL. 053-457-3225
FAX. 053-457-3233

〒432-8036 浜松市中央区東伊場2-14-39

バスでお越しの場合

JR浜松駅より遠鉄バスで約8分

バスターミナル5番乗り場

・「宇布見・山﨑方面」行き
・「入野・イオン志都呂・舞阪駅」方面行き
→「商工会議所」下車、徒歩約7分